勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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786:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 21:18:41.25 ID:O6K4E5800
『ゾンビ列車』


ヴヴヴヴヴ… ガァァァ


盗賊「ダメだ!ゾンビ相手にクロスボウじゃボルトの無駄だ!!」

アサシン「狙われて居るのはお前だけなのだが…」

盗賊「リカオン!クロスボウ撃つの止めてトロッコに憑りついたゾンビだけぶった切るぞ!」スラーン

狼女「じゃぁ私は左側…」シュタ

アサシン「ヤレヤレ…では私は鎮座しておこう」グビ

商人「どうして沢山ゾンビが…」

アサシン「死霊術師でも居るのではないか?」

商人「もしかして昔のフィン・イッシュと同じ事が起きて居ないか?」

アサシン「アレは病気の蔓延…」

商人「まてよ?新しく発見された遺跡に細菌兵器の類が有ったのかも知れない」

アサシン「古代の兵器の他にか?」

商人「それも兵器だよ…その事実を知ってるからキ・カイは新しい遺跡を確保しようとした」

盗賊「オークは病気に掛からんと聞いたが?」

商人「生きている内はね?でも死んだらゾンビになる…そういう病気だったとしたら?」

盗賊「なるほど…オーク領にばら撒きゃ勝手に自滅する訳か」

商人「盗賊ギルド諜報員からの情報でもゾンビが増えて苦戦してると言ってたんだよね?」

アサシン「うむ…」

商人「そうか…だからキラーマシンを増産してるんだ…前線をキラーマシンだけにしようとしてる」

アサシン「それではキ・カイはすでにオークとの戦争に勝っていると?」

商人「自滅を待っている状態…古代の細菌兵器は既に使われている…フィン・イッシュと同じ事がオーク領で起きてるんだ」

アサシン「その病気は直にキ・カイを蝕む…」

商人「機械化すれば回避出来るよね…」



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盗賊「どらぁ!!」ブン スパ

アサシン「切れ味抜群の様だ…クックック」

盗賊「切れるのは良いが打感が全然無いのよ…素振りしてるみてぇだ」

商人「そろそろ到着する…」

盗賊「いよいよだな?」

アサシン「一応作戦だ…ゾンビは盗賊を狙う筈だ…あとは分かるな?」

盗賊「ケッ!!俺が囮になるんだろ?」

アサシン「分かれば良い…ハイディングで上手く逃げろ…後は処理する」

商人「見えた!!あのゲートを潜ったらエド・モント砦だよ」


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