勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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774:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 21:10:46.80 ID:O6K4E5800
『上空』
シュゴーーーーー
情報屋「帆のバタつく音が無いのね…」
女戦士「これはどの位速度が出ているのだ?」
女海賊「えーっと水頭圧と…水銀柱…ほんで気温が−20℃で対向風だから…時速60km程度かな?」
情報屋「その速度だと大体30日で地球一周する計算ね」
女海賊「追い風ならもうちょい速度出ると思う」
女戦士「早いスクーナーの3倍という所か」
女海賊「対向風で真っ直ぐ行けるのと…狭間入って短縮出来るの見込めば大分早い」
情報屋「高度はこれ以上上げられない?」
女海賊「まだ行けると思うけど寒すぎる…これ以上寒いと色々問題出るよ」
情報屋「じゃぁ未踏の地ではもっと巡航速度落ちるのね」
女海賊「未踏の地?なんで?」
情報屋「オークが乗って来たと思われる古代の船は…たぶん未踏の地で封印されてると思うから…」
女海賊「古代の船…きっとそれ使って月まで行けるよね?」
女戦士「…」ギロ
女海賊「お姉ぇそんな目で見ないでよ…もう行くって決めたんだからさ」
情報屋「それを確実にする為にまずはホムンクルスの意見聞かないとね」
女海賊「そだそだ…ホムちゃんを起こさないと」
魔女「その船が封印されておる地の見当はついて居るんか?」
情報屋「たぶん南極の方ね…オーク領の向こう側」
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