勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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759:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 21:01:09.84 ID:O6K4E5800
『10分後』


ヨッコラ ドスン!!


盗賊「ほら追加の物資だ…こら情報屋の物だろ?」

情報屋「盗賊?少し離れてて…」

盗賊「んん?どうした?」

情報屋「テーブルの陰に…」グイ

盗賊「魔女がなんか魔法使おうとしてんのか?」

情報屋「重力の魔法を試そうとして居るのよ」

盗賊「ほう?」


魔女「アブラカタブラ…重力魔法!」フワ


盗賊「何も起きんが?」

魔女「成功じゃ!!やはり夢幻の記憶は正しい様じゃ…見てみよこの小石を…浮いて居るじゃろう」

盗賊「小石?…確かに空中で止まってんな…」

魔女「これは重力を蓄える術じゃ…落下のエネルギーを蓄えて空間で静止しておる」

情報屋「魔女?それは危険だと思うわ?」

魔女「そうじゃな…爆ぜよ!」


シュン! カン!


盗賊「おぉぉぉ!!飛んでった…」

魔女「どこまで蓄えられるか実験したい所じゃが…これは禁呪にせねばイカン術じゃろうのぅ」

情報屋「落下エネルギーの蓄積を解放するのを忘れてしまうと大変な事に…」

魔女「うむ…大惨事になりかねぬ」

盗賊「今のは初めて使う魔法なんか?」

魔女「そうじゃ…重力と時空の魔方陣が理解出来たからのぅ…これで夢幻の記憶が正しい事が証明された訳じゃ」

情報屋「未来君が未来から来た話も全部本当だった」

魔女「夢幻から来たと言う方が正しいぞよ?わらわ達は只覚えて居らんかっただけじゃな…」

盗賊「ほーん…で?なんかヒントあった訳か?」

情報屋「アリアリよ…未来君の歩んだ歴史の殆どが解明したわ」

盗賊「てことはもう足取り追わんでも良いって事か…」

情報屋「あなた達が行ったニライカナイ…ここを拠点として時の王の時代までは行き先がほぼ分かった」

情報屋「白骨化していたエルフの事も辻褄の合う伝説だったのよ」

盗賊「おぉ…そういや金髪エルフの白骨有ったな…誰よ?」

情報屋「それは700年前の犬神伝説…エルフに従う犬神…犬神は剣士と未来君本人だった様ね」

盗賊「なるほど…」

情報屋「フィン・イッシュに伝わる一角仙人の伝説も全部剣士と未来君…ニライカナイを行き来してたの」


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