勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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735:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 20:43:28.74 ID:O6K4E5800
『隠れ家』
ガチャリ ギーー
商人「入ってよ…」ガチャ ガサガサ
狼女「ちょっと…散らかりすぎね…足の踏み場もない」
商人「ハハ僕が一人で使うとこうなる」
狼女「これ全部ジャンクパーツ?」
商人「そうさ…キラーマシンの部品とか古代の謎の部品とか」
狼女「組みあがってるキラーマシンは動くの?」
商人「魔石入れたら動く筈…ただ本当の初期型だから戦闘には向かない」
狼女「ガラクタなのね…」
商人「でもトロッコ動かすのには使える筈なんだ…人力じゃ大変だから」
狼女「ふ〜ん…あんたがそう言うと言う事はトロッコ使って何かするつもりだったんだ?」
商人「そうだよ…トロッコ使って古代遺跡の調査に行きたかったんだ…でも一人じゃ行けないからここで腐らせてる」
狼女「面白そうだ!!私が行ってあげる」
商人「ダメダメ…鍵開けが必要になるから盗賊が行かないと意味が無い」
狼女「じゃぁ盗賊呼んで来よう」
商人「正気に戻ったらだね…それよりさ?」
狼女「ん?」
商人「アサシンの用事って何なのか知ってる?」
狼女「あぁ…キ・カイに諜報に入ってる盗賊ギルドの仲間が音信不通なんだ」
商人「確認に来てるという事かい?」
狼女「そうなるかな…他にもキ・カイ要人の不審死が続いててその確認だよ」
商人「あ…知ってるぞ!盗賊ギルドが何か関係してるのかな?」
狼女「アサシンは一切関わって無い…それとセントラルでも同様に貴族の不審死が続いて居るんだよ」
商人「まさかそれは公爵が関わって居る?」
狼女「アサシンはそう思ってる筈…」
商人「なるほど読めて来たぞ…変化の杖で公爵が姿を変えたとして元の人は色々不審に思う…だから消される訳か」
狼女「公爵が誰に化けて居るのか分からないから魔女の助言が欲しい…それが私達の目的だった」
商人「待って…」
狼女「ん?」
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