勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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728:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/29(水) 20:38:56.89 ID:O6K4E5800
『基地_船着場』
トンテンカン ギコギコ
デッキ部に盾を並べて配置しろ
クロスボウは盾に隠した位置だ
女戦士「!?商人か…聞いたぞ…盗賊が目を覚ました様だな」
商人「うん…盗賊も記憶の混乱が起きてるよ」
女戦士「無事ならそれで良い」
商人「そろそろ女海賊も目を覚ますんじゃないかな」
女戦士「私が行ってやった方が良いか?」
商人「そうだね…僕よりはずっと良い筈」
女戦士「お前に又お使いを頼みたいのだが…」
商人「何かな?」
女戦士「妹の飛空艇を修復する為に金属糸が必要になると思うのだ」
商人「あぁキ・カイで売ってるね」
女戦士「それから気球の球皮…」
商人「球皮はピンキリだね…好みも有ると思うんだ」
女戦士「そうか…う〜む…」
アサシン「私に案がある…クジラ型の球皮はどうだ?」
商人「お!?それ良いね」
狼女「そんな形の球皮なんかあるの?」
商人「細長い球皮は結構あるんだ…作らせれば良い」
アサシン「クジラの形状は私がデザイン出来る…意を汲んでくれる職人が居るかどうかだが…」
商人「探すよ…ただ資金が僕のお金だけじゃ足りないかも知れない」
女戦士「私の船に魔石とウラン結晶なら沢山積んであるが?」
商人「それはダメだよ…キ・カイにエネルギーを与えてはダメだ」
女戦士「キ・カイ政府に回らなければ良いのだろう?民は寒くて凍えて居るのでは?」
商人「う〜ん…困窮している民からお金を搾り取るのは違う気がするなぁ」
アサシン「機械の犬に入っているエネルギーの尽きた機械はどうだ?」
商人「お!!?使い古した超高度AIか…なるほどもう使えない」
アサシン「闇商人としてキ・カイ政府に高額で売りつけるのだ」
女戦士「公爵は闇商人が白狼の一味だと知って居るのではないか?」
商人「いやそれは無い…知って居たとすれば僕はもう此処に居ない筈だよ」
女戦士「ではキ・カイから資金を搾り取る良いチャンスだ」
商人「一度遺物を研究している学者とコンタクトしてみる」
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