勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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719:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 18:31:19.43 ID:c2KZAoSz0
『月夜』
ユラ〜リ ギシ
情報屋「飛空艇はあのまま放置なの?」
女戦士「アラクネーが落ち着くまでは手が出せん…巣を守っているだけだから落ち着くまでそっとしておく」
情報屋「あなたも虫の声が?」
女戦士「この場合聞こえると言えば良いか?」
情報屋「フフ…あなたも導かれし者かぁ…」
女戦士「導き?」
情報屋「大地の声…虫の声…きっとそれは大いなる神の声」
女戦士「どうした?非科学的な事を言うとは情報屋らしくない」
情報屋「私は歴史を紐解いて少し分かった気がする…神が…いえ精霊があなた達に何を与えたのか」
女戦士「ドワーフの血の話か?」
情報屋「それもあるけれど…私は今大地の声と言ったでしょう?」
女戦士「ふむ…」
情報屋「それはエルフが言う森の声と同じ様に大地が持つ大いなる意思…それが聞こえるあなた達は勇者と言い変えて良いと思うの」
女戦士「大地の精霊と言えばノームと聞くが…」
情報屋「きっとその当時のホムンクルス本人」
女戦士「ふぅむ…大地の声か…意識した事は無かったのだが改めて聞くとその様な気がしないでも無いな」
情報屋「ねぇ?不思議だと思わない?虫があなたの妹を守ってる…大地の加護では無いの?」
女戦士「大地の加護…」ブルリ
情報屋「私は神の意思の真理に近づけててワクワクが止まらないわ」
女戦士「今何かに触った気がする…鳥肌が立った」
情報屋「神を理解したのよ…真理に触れたの」
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