勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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707:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 18:20:04.54 ID:c2KZAoSz0
『小島_キャンプ』
メラメラ パチ
女戦士「樽に湯を少し足せ!ゆっくりだぞ?」チャポン
海賊1「へい!!」ドスドス
情報屋「ふぅぅ…雪の中で樽のお風呂…最高ね」チャプ
女戦士「フフ…私が風呂好きな事は知って居たのか?」
情報屋「綺麗好きな事は知って居たから…女海賊とは正反対」
女戦士「世話の焼ける妹だった…」トーイメ
情報屋「ドワーフの寿命はどのくらいあるの?」
女戦士「寿命?なぜその様な事を…」
情報屋「ほら?私は老いて来てる…あなたはまだ綺麗なまま…」
女戦士「そんな事か…純血のドワーフなら400年ぐらいだそうだ…私は混血だからいくつまで生きるか…」
情報屋「羨ましいわ…」
女戦士「済まんな…見せびらかすつもりは無い」
情報屋「ひとつ気付いてしまった…」
女戦士「んん?」
情報屋「精霊がエルフやドワーフを生んで人間よりも長い寿命を与えた理由…」
女戦士「何だ?」
情報屋「はるか昔…およそ4000年前の人間の寿命は20年くらいだった」
女戦士「混血させて伸ばそうとしたと言うか?」
情報屋「きっとそうよ…ただ出生率が問題だったみたいね」
女戦士「人間に純血と言う概念は無さそうだな?」
情報屋「もう失われたのね…少なからずエルフの血が混ざってると思うわ」
女戦士「エルフか…」
情報屋「嫌い?」
女戦士「嫌いと言う訳では無いが感情を読み取れなくてな…苦手と言うべきか」
情報屋「あ!!又気球が船の方へ…」
女戦士「本当だな…どうやら物資調達が上手く行っているらしい」
情報屋「どうする?もう戻る?」
女戦士「折角良い気持ちになった所だ…私もしばらく休む」
情報屋「そうね…ずっと気を張って居たものね」
チャプン モクモク
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