勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
↓ 1- 覧 板 20
696:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 18:08:21.26 ID:c2KZAoSz0
ローグ「いやいやそれにしても皆さん久しぶりっすねぇ…どうして又お揃いで?」
商人「まぁ色々有ってさ…幽霊船を追ってたらこの船に乗る様に言われてギリギリ乗り込んだ所さ」
ローグ「頭には会いやしたかね?」
商人「一言話しただけさ」
ローグ「頭は姉さん探すのに必死なんすよ」
商人「やっぱりそうだったんだね…僕達も少し情報を持ってるんだ」
ローグ「そら助かるっす…中々見つからんもんで機嫌が悪いの何の…」
商人「状況が知りたいんだけどさ…」
ローグ「海賊王と頭が手分けして世界中の浜辺を見回ってる感じっすね…そっちの情報はどんななんすか?」
情報屋「説明するわ…」
リカオンが貝殻の音から聞き分けられた情報が…
海流のぶつかる寒い海…うっすら雪が積もって植物が一切生えて居ない浜辺…近くに大きな建造物…
世界地図からそういう場所の候補地を割り出したのがこの地図よ
情報屋「内海に墜落したと仮定すると海流から漂着しそうな場所が…記を付けて居る付近ね」
ローグ「ほーーーーこらスゴイっすね」
商人「世界中の浜辺を見て回ってるなら消去法で候補地はどんどん消せるよね?」
ローグ「へい…あっしが知ってる限り消していきやすぜ?」カキカキ
情報屋「おぉ…これで北半球では無いという事が確定ね」
ローグ「ドワーフ領は全部調べたんで残るは南の大陸…地庄炉村村の周辺っすね」
商人「おぉ!!そこまで限定出来れば探せそうだ」
ローグ「ただあの辺は岩礁が多くて何隻も海賊船が座礁してるんす…なんで後回しになってるんすよ」
アサシン「しかし次の行先はこれで絞り込めた訳だ」
ローグ「まぁ甲板じゃ海風に当たっちまいやすんで荷室の方で話やしょう…ついて来て下せぇ」
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20