勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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678:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 17:49:28.23 ID:c2KZAoSz0
キ・カイではねここ数年でキラーマシン改を量産しているんだ

その頭部に孤児院の子供から摘出した脳を搭載してる…孤児院の子供なら居なくなっても誰も文句言わないからラクなんだよ

僕は子供達を守る為にキ・カイの孤児院から子供達を逃がしている所なのさ

でもキ・カイは子供の移送を阻もうとしている

その最中キ・カイ政府の中に公爵が潜んで居る事を突き止めた

万が一公爵が姿を変えて海士島に来た場合…簡単に僕達の行動がバレてしまう


商人「もしも子供の誰かに化けられた場合は全員見殺しにしないと僕らは逃げられない…」

女狐「子供達がキラーマシン改にされてるなんて…本当にそんな事が…」

商人「証拠はある…」

女狐「今までどのくらいの子供達が犠牲に?」ワナワナ

商人「50人は超えると思われる」

女狐「そんな…」ガク

商人「やっぱり君だね?孤児院への送り主不明の寄付は」

女狐「詮索しないで…」

商人「分かった聞かないよ…子供達を保護したい一方で幽霊船に乗る女戦士と接触する機会を不意にしたくない」

商人「だから君に協力をお願いしているのさ」

女狐「わ…分かったわ…何とかする」

商人「ほっ…良かったよ君に相談して」

女狐「乗って来た商船が出港するのは明後日ね?」

商人「うん」

女狐「どうにか密偵の仕事をフィン・イッシュに作って私が向こうの孤児院まで送り届ける」

商人「助かる」

女狐「その代わりあなたの署名で書き物を頼むわ」

商人「え?何だい?」

女狐「キ・カイから大量の硫黄をフィン・イッシュに密輸してる証拠となる書簡よ…闇商人の署名で」

商人「ほほーなるほどね?それを調べる目的を作る訳か…賢い」

狼女「ふ〜ん」チラリ

女狐「…」ギロ

女狐「ただこういうブラフを流してる事はフィン・イッシュ女王へ説明しておかないと後で問題になるわ」

商人「分かってるよ…戦争が終わらない原因になるね」

女狐「分かったら書簡を用意して」



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