勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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673:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 17:44:42.99 ID:c2KZAoSz0
商人「怒ってるみたいだけど大丈夫?」
狼女「私も怒ってる」
商人「さっきのやり取りって何かの合図だよね?コブラ酒とか」
狼女「2人を保護しろっていう意味…女狐は私達2人を保護しなきゃいけない」
商人「なるほど…」
狼女「外ブラついてみる?」ニヤ
商人「まぁまぁ…大人しくして居ようか」---揉め事が起きる訳だ---
ヤレヤレ…
--------------
ガヤガヤ ウハハハハ
狼女「ふ〜ん…」
商人「ん?何?」
狼女「私は耳が良く聞こえるって言ったでしょう?」
商人「もしかして酒場で誰かが話してる内容が聞こえてる?」
狼女「そうよ…良い噂が聞こえて来た」
商人「気になるじゃ無いか…教えてよ」
狼女「幽霊船が近くで目撃されて居るらしい」
商人「おぉ!!」
狼女「もしかすると補給で海士島に来るかもしれない」
商人「う〜ん…入れ違いになってしまいそうだ」
狼女「私はアサシンが来るまで海士島に残らなければならないから…会えたら事情を話して置く」
商人「いや…子供達さえ良ければ急いでフィン・イッシュに行く必要も無いんだ」
狼女「良い事思いついた!!子供達の人数分タンブラーを頼むのよ!!どう?」
商人「え!!?そんな事出来るのかい?匿う場所とか…食事代も掛るし手間だって」
狼女「あの女狐はね…お金を沢山貯め込んで居るのよ…何に使うか知らないけれど」
商人「…」
狼女「む…何か知ってる顔…」
商人「実は孤児院に送り主不明の寄付金が届いて来るんだ…もしかしてと思ってね」
狼女「まさか…あの女が寄付なんて」
商人「ふむふむ…よし…子供達の人数分タンブラーを頼んでみよう」
狼女「アハハあの女どんな顔するかな?盗賊ギルドで美人ナンバーワンが…ウフフフ」
商人「嫉妬かい?実力は君がナンバーワンだと思うんだけどなぁ」
ガチャリ バタン
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