勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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664:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 17:38:05.91 ID:c2KZAoSz0
『翌日』
フムフム…
情報屋「まだ私の調書を読んで居るの?」
商人「うん…もっと早くこの情報が知りたかったなぁ」
情報屋「どの部分?」
商人「全部さ…特にキ・カイ周辺で新しく発見された古代遺跡の件」
情報屋「あら?知って居るかと思っていたわ」
商人「ホムンクルスを蘇らせる為のエネルギーを探していると言ってたじゃないか」
情報屋「言い出さないから何か考えがあるのかと…」
商人「まぁ…場所が分かったとして探しに行けるかどうか分からないんだけどさ…盗賊が居たらなぁ…」
情報屋「あの人…直ぐに戻ると言って居たのに…」
商人「この間見たインドラの銃はどうせ遺跡から発見された物だよね」
情報屋「きっとそうね…軍の最高機密だから私は知らなかった」
商人「他のホムンクルスとか発見されてるかも知れないなぁ」
情報屋「あら?ホムンクルスの生体が残されている数はホムンクルスが把握して居たのでは?」
商人「あ…そうだったね…キ・カイ周辺には無いと言ってたか」
情報屋「生体の部品ならもしかしたら発掘されて居るかもしれないわね」
商人「だとすると事情を知ってる僕達の方が先を行ってるか」
情報屋「そうそう…例のインドラの銃」
商人「ん?」
情報屋「女海賊が持って居る物と原理が違うと思うわ」
商人「どうして?」
情報屋「発射された光が眼で追えるから高密度の光では無いと思う…多分高密度の電気とかプラズマの類ね」
商人「あぁぁぁそう言えばそうだね…インドラの光は発射が見えない」
情報屋「それでも兵器としては驚異になる」
商人「ハハーン…分かったぞ」
情報屋「??」ハテ?
商人「リヴァイアサンを捕獲したかった理由だよ…高密度のエネルギー源が欲しかったのかなと」
情報屋「捕獲出来たとしても扱えるとは思えない…逃げられて良かったと思うわ」
商人「ふむふむ…キ・カイの弱点はエネルギーだな…魔石流通を握れば僕の勝ちか」
情報屋「関税が上がったのでは?」
商人「そうだね…流通が縮小する…自業自得さ」
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