勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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622:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:51:36.67 ID:c2KZAoSz0
『焚火』


メラメラ パチ


盗賊「ちっと休憩だ!!」ダダ ドター

魔女「女海賊とは会わなんだか?」

盗賊「途中で分かれたっきりだ…その内戻ってくんだろ」

魔女「まぁ良い…しばらくここに滞在する事になりそうじゃでの」

盗賊「だな?地下の遺跡が広すぎる」

魔女「書物の類は見つけて居らぬか?」

盗賊「書物は無ぇな…武具類と石造ばっかだ…ほらよ!」ポイ カラーン

魔女「むむ…その刀身は」

盗賊「オリハルコンだ…多分シン・リーンで見つけたエクスカリバーと同じ物…」

魔女「いくつもあるのかえ?」

盗賊「わんさかな?つまりその当時の通常兵装な訳よ…今の時代より随分進んでたって事だ」

魔女「やはり時の王が兵を率いてこの島に滞在して居ったか」

盗賊「伝説通りか?」

魔女「不死の力を得た後に国を捨てたのじゃ…理由は諸説あるのじゃが…」

盗賊「ほんでな?そういうお宝が持って行かれて無いって事はその時代以降に盗掘には遭って無い訳よ」

魔女「ふむ…この遺跡は1700年前のままか…では何故700年ほど前のシャ・バクダの壺が有ったのじゃろうな?」

盗賊「未来達が持ち込んだとすれば辻褄が合う」

魔女「なるほどのぅ…壺に入れた灰はもしかすると種だったのやも知れんな」

盗賊「まぁ…まだまだ色々発掘できるだろうから…ちょい休んだら又行って来るわ」

魔女「古代の遺物は無いんか?」

盗賊「俺も探してんだけどよ…当時の時の王が全部持って行ったんじゃ無ぇかと思ってる」

魔女「ふむ…辻褄が合うのぅ…錬金の器具しかり重力炉の出所は此処じゃったか…」

盗賊「まぁお宝探しは俺に任せておけ…そうそう!!地図書くから紙とペン持って行くぜ?」

魔女「好きにせい」


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