勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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611:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:42:30.02 ID:c2KZAoSz0
『恐らく翌日』


シュン!! グェェェェ


女海賊「ふぅ…リロード出来るまで休憩」ヨッコラ

魔女「また同じ沈没船が見えて来たぞよ?」

盗賊「ぬぁぁぁ分かってる!!ありゃ俺の目印なんだ」

魔女「完全に迷って居るのぅ…」

盗賊「ミツバチがアテにならん訳よ…途中で反転するんだ」

女海賊「着水してみる?」

盗賊「浸水するだろうが!…舵も無いから方向定まらん」

女海賊「大昔には気球なんか無かったって考えたら入り口は海面ギリギリだと思うんだよね」

盗賊「んなこたぁ分かってる!!」

女海賊「ほんじゃもうちょい高度下げれば良いじゃん」

盗賊「波に引っかかったらこんな気球なんざ一瞬でひっくり返るぞ?」

女海賊「操舵は私がやるから帆の調節だけあんたがやって」

盗賊「ケッ!!やってみろ!!」

女海賊「おっし!!マジでギリギリ飛ぶから哨戒頼むね」グイ


ザブン バシャバシャ


盗賊「それ以上下げるな!!」

女海賊「おけおけ!!大波のタイミングで高度上げるからしっかり見てて!!」

魔女「ヒヤヒヤじゃな…」

盗賊「魔女!!船底のクロスボウ撃つ穴をなんとか塞げられ無ぇか?」

魔女「氷結魔法!」ピキピキ カキーン

盗賊「よっし!あとは浸水しなきゃしばらく持ちそうだな」

女海賊「おっ!?おっ!?…ちょ…」

盗賊「んん?明るくなった…狭間を抜けたか?」

女海賊「いきなり島が現れた…」

魔女「ふむ…狭間の中に結界を張って居ったか…わらわの塔やエルフの森と同じじゃ」

盗賊「通りで見つからない訳だ」

女海賊「結果オーライ!!名も無き島と同じくらいの大きさだよ」

盗賊「見ろ!!入り江に船が停船してる!!誰か居そうだ」

女海賊「おっけ!!行ってみよ」



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