勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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60:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 10:45:01.78 ID:KbfSVIxh0
『道中』
ガヤガヤ ガヤガヤ
剣士「ローグさんは商人さんとどんな取引を?」
ローグ「相場の話っすね…魔石のレートが変わるんすよ」
剣士「そんなに重要な事なの?」
ローグ「貴族の一人にちっと賢いのが居るんす…放って置くと富を独り占めする様になるでやんす」
剣士「ふ〜ん…魔石とどんな関係なの?」
ローグ「キ・カイはエネルギーが魔石に依存してるんでレートが大きく変わると戦争に発展しやす」
剣士「政治絡みなんだ…苦手だ」
ローグ「あっしは名家の出じゃないもんすから資金は動かせてもレートの操作にあまり介入出来んのでやんす」
剣士「ふ〜ん…」ハナホジー
ローグ「興味無さそうっすね?」
剣士「全然無い」
ローグ「こう言えば良いっすかね?もう魔石は売らないと言われたら言う事聞くしか無い…そういう事なんす」
剣士「…」
---エネルギーの供給が条件…供給を止めると脅されたら?---
---アダムと魔石の関係と同じか---
---そういえば魔王を封じたとされる魔石は何処に行った?---
---大事な事をすっかり忘れていた---
ローグ「どうしたでやんすか?急に黙りこくって?」
剣士「あ…いや何でも無いよ」
ローグ「キ・カイに魔石が流通しなくなったらどうなるんすかねぇ」
剣士「大丈夫だよ…向こうは石炭が豊富だし」
ローグ「石炭って又時代遅れな燃料っすね…」
剣士「馬鹿に出来ないよ?錬金術でダイヤモンドに変換出来る」
ローグ「ええ!?そうだったんすか?」
剣士「あとキ・カイの古代遺跡からウラン結晶も発掘されてるみたいだよ」
ローグ「なおさら商人さんと情報交換しないといけやせんね…それを奪いたいと思う輩は沢山いるでやんす」
剣士「なかなか平和にならないなぁ…」
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