勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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577:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:20:05.59 ID:c2KZAoSz0
情報屋「商人?壁画の写しを見て?」
商人「何か分かるかな?」
情報屋「やっぱり年代を追うごとに情報量が減ってる…この頃にはもう私達の記憶は無さそう」
商人「見たまんまを描いて居るのだろうね」
情報屋「この壁画に描かれて居るのは4500年前では無くそこに飛ぶ以前の事…つまり3800年前の出来事」
商人「地軸が移動した後の世界か…」
情報屋「そのまま描いてあるから当時の予言として扱われた可能性が高いわ」
商人「あれあれ?よくよく見ると色々おかしいね…途中から虫を持った人物が居なくなる」
情報屋「そう…彫り方がとても雑になってる…他の人が手を加えたかもしれない」
商人「う〜んこの壁画の考察は慎重に言葉を選ばないと女海賊が怒りそうだ」
情報屋「やっぱりそう思う?」
商人「オークの地で最後を迎えたとは言えないな」
情報屋「私の考察はこうよ…3800年前に未来君は最後を迎えてる…この壁画を残したのは剣士だと思うわ」
商人「未来君の記憶では無く剣士の体験を描いている?それで雑になって居ると?」
情報屋「途中から虫を持った人物が居なくなるのはそれを表して居ると思う…良く見て?視点が虫を持た人物中心じゃない」
商人「剣士がこの壁画を残したとしてその動機はどう考える?」
情報屋「純粋に予言ね…地軸の移動で激変する事を伝え残したかった」
商人「まてまて剣士は記憶を保持していた訳か…それが勇者の眼が持つ特殊性」
情報屋「きっとそうね…剣士が選んだ次元と言えば良いのかしら?」
商人「なるほど…この後は剣士の行先と言う事になるか…」
情報屋「まだ考察の話だから女海賊には伏せておきましょう」
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