勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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575:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:19:04.49 ID:c2KZAoSz0
『隠し部屋』
ヒソヒソ
これがサンプルの石板よ…壊さない様にお願い
エネルギーが入ればこれが光るんだね?
光ると言うか絵が浮かび上がるそうよ
なるほど…つまり女海賊の遺跡も同じ訳か…
エネルギー次第ね…私は手に入れられない
トントン
女海賊「私…壁画見つけたんだ…ここ開けて?」
商人「今開ける…」ゴソゴソ ガチャリ
情報屋「やっと見つけたのね?何処で?」
女海賊「ずっと南の方の青いオークが居る所さ…持って帰るのは無理だから書物に写して来た…見て?」バサ
情報屋「…これは4500年前ね…何コレ?飛空艇が描いてあるじゃない?」
女海賊「似てるね…でもそれはオークの乗り物っぽいよ」
商人「ええ?オークに高度な物を作る技術が在ったという事かい?」
女海賊「良く写しを見て…宇宙から来たっぽい…この乗り物で月に行けるって事さ」
情報屋「オークは宇宙からの外来種…新説ね」
女海賊「それからオークの旗印も持って来たんだ…見て」バサ
商人「あれ?それ君が良く使うダンゴムシじゃ無いか…」
女海賊「私もビックリさ…未来が残したのに間違い無いよ」
情報屋「未来君はオークの起源に関わって居る可能性があるのね」
商人「他には?遺跡とか無かったの?」
女海賊「有った…でもずっと昔に開封されてグズグズに風化してた…ホムちゃんの石造も在ったよ」
情報屋「キ・カイの遺跡と同じ状態という事ね…」
女海賊「石の器の中に横たわったホムちゃんの石造に向かってオーク達がお祈りしてたさ」
情報屋「それがきっとウンディーネ本人よ…4500年前といえばウンディーネの時代」
女海賊「めちゃくちゃデカイオークが一杯居てさ…危ないからもう行きたくない」
商人「聞いた事あるな…オークロードっていう奴だ…槍とか石を投げて来るらしい」
女海賊「それそれ!それで魔女がやられて瀕死なんだ」
商人「ええええええ!!?それを先に言ってよ…魔女は平気なのかい?」
女海賊「線虫で癒してるから死ぬことは無い…失血で気を失ってるだけだよ」
商人「魔女は失血に弱いね」
女海賊「元々体が弱いのさ…そのくせ粘るから失血で倒れるんだよ」
情報屋「盗賊は?」
女海賊「飛空艇で魔女の看病だよ…下手に動かさないで寝かせておいた方が良いって…」
情報屋「そう…」
女海賊「もうお腹隠し切れないじゃない?」チラリ
情報屋「フフ大丈夫よ!あの人鈍感だから」
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