勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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520:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 16:17:52.63 ID:rXZyBWej0
『遺跡上層』
ドヤドヤ
盗賊「んん?おぉぉ!!ローグ!!嬢ちゃんまで要るじゃ無ぇか!!」
女王「ご無沙汰しております…その節はお世話になりまして」ペコ
盗賊「あいやいや堅いのは止めてくれ…まぁちっとキノコまみれだがその辺に掛けてくれ」
女王「はい…」テクテク ストン
ローグ「さぁ皆さんこちらでくつろいで下せぇ」サササ
女王「エルフ達と同居されているのですか?」
盗賊「まぁ流れでそんなんなったんだ…話は全部聞かれているからよろしく頼むな?」
女王「羨ましいです…是非フィン・イッシュにもお越し願いたいです」
盗賊「エルフを釣るなら根菜だな」
女王「後に貨物用気球で到着しますので振舞いましょう」
盗賊「そら楽しみだ」
女王「上空からエルフの森を見ましたが壊滅的な破壊だったのですね」
盗賊「そうらしい…ここに逃れて来るエルフはみんな大怪我負ってんだ…この遺跡は回復ベースな訳よ」
女王「どのくらい逃れて来ているのでしょう?」
盗賊「ここで治療してるのが30ぐらいか?シャ・バクダと精霊樹に居るのも合わせて100ぐらいだとは思う」
女王「光る夜からまだ間が無いのでもっと増えますね」
盗賊「うむ…その為に此処がある訳よ」
女王「近隣の村々はどうなって居るのでしょう?」
盗賊「ひでぇもんよ…本当はセントラル側からも難民受け入れて治療してやりたいんだが中々そうは行かなくてな」
女王「貴方…なにか手はありませんか?」
セントラル王「こういう災時は時の王卿が陰で支援を…」
盗賊「あぁぁぁ…残念だが時の王は死んだ」
セントラル王「何ですと!!まさか時の王卿が…」アゼン
盗賊「なぁセントラル王よ…」
セントラル王「呼び名は戦士と呼んでくれ…セントラル王と胸を張って名乗れない立場故…」
盗賊「じゃぁ戦士や…民が苦しんでるのをどうする?」
戦士「うぐ…何とかせねば…」
盗賊「やっぱ食料と薬の配布が良さそうなんだが…」
商人「話に割り込むよ…それだと権力の一極化が起きる…今必要なのは良識を持った人を送り込む事さ」
戦士「その通り…ただ私にはそれを行使する権限が無い」
商人「貴族院に押さえられてるもんね?こういうのはどうかな?盗賊ギルドから派遣するのさ」
女王「そのお話を詳しく…」
商人「アサシンは盗賊ギルドのマスターなのは知ってるね?」
そこから近隣の村々へ人を送り込むんだ
冒険者とか難民という形で良い
やる事は村の支援となる様に食料や薬の流通を促す
畑を耕して一緒に住まう事で支援する訳さ
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