勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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508:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 16:11:24.84 ID:rXZyBWej0
『石板のある部屋』


スタスタ


女戦士「魔女!ここに居たか…」

魔女「んん?済まんのぅ…わらわは迷惑をかけて居った様じゃ」

女戦士「無事に目覚めて何より…それよりアサシンから魔石を預かって居るのだ」スッ

魔女「ほう?魔王を封じた魔石かえ?どれどれ…」

女戦士「私には只の魔石にしか見えんが…」

魔女「ふぅむ…その通りじゃ…これに魔王が封じられているとは到底思えぬのぅ」

情報屋「私に見せて…私は魔王を封じた魔石を一度見て居るわ」

魔女「ホレ?」スッ

情報屋「全然違うわ…まず色が違う」

魔女「アサシンはこれが魔王を封じた魔石じゃと思って居るのか?」

女戦士「しまったな…アサシンは不死者になってから色が見えて居ないのだ」

魔女「色盲とな?」

女戦士「白黒の世界らしい…血とワインの見分けが付かないのはそのせいだ」

情報屋「…また魔王が行方不明なのね」

女海賊「今何ってった?」ギロ

情報屋「魔王の所在が不明…」

女海賊「なんで私だけこの世界に居残ったのか…今理解した」グググ

情報屋「…」

女海賊「未来はこう言い残したんだ…後の世界はよろしくって…未来はこうなる事も考えてた」

魔女「ヤレヤレ…まだ終わらぬ様じゃのぅ」

女海賊「どっちみち私は世界中の壁画を探しに行くつもりだったのさ…魔王を追い詰めてやんよ!!」

情報屋「あ!!そうそう魔女に見て欲しい魔方陣があるのよ」

魔女「魔方陣じゃと?」

情報屋「未来君が書き残した羊皮紙に魔方陣が記されて居るの…見て?」

魔女「こ…これは!!重力の方陣…未解明の方陣じゃ!!」

情報屋「どういう意味があるか分かる?」

魔女「調べねばならぬ…書庫はフィン・イッシュ!わらわはフィン・イッシュへ行かねば…」

女戦士「既にローグが飛空艇で飛び立った…書物を持って来させる様に連絡は出来る」

魔女「頼む…書物の名を書き出そう…」ノソノソ

情報屋「私も必要な書物の…おぇぇぇ」ウップ ヨロ

魔女「ううん?主はもしかすると子を宿しては居らぬか?」

情報屋「ええ!!?それで吐き気が…」

女海賊「ちょ…マジ?私も欲しいんだけど…どうやって想像妊娠すんの?」

魔女「ちぃと温い衣服に着替えた方が良かろう」

女戦士「フフそういう体調不良は歓迎だ…情報屋は戦力から外そう」

魔女「父親は誰じゃろうのう?盗賊かえ?」

情報屋「ちょっと秘密にしておいて…纏わりつくのがうるさいから」




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