勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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492:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 16:02:30.94 ID:rXZyBWej0
『ドリアード喉部』
ドゥーーーーーーム ゴゴーーーーーン
リカオン「…今ので4発目」
アサシン「爆発が長すぎる…これほど長く光に焼かれては森が持たん」
リカオン「これを防ぎたかったのか…」ボーゼン
子供「これだけじゃ終わらないのさ…ここから地獄の始まりなんだ」
剣士「未来…この光が収まったら行くのだな?」
子供「うん…外で僕がパパを鉄に変性させる…パパは僕が集めた放射能を量子転移で消し去れば良い」
アサシン「私とリカオンは遺跡に戻って魔石を魔女に預ければ良いな?」
剣士「壺に封じればそれで良い…頼んだ」
子供「そろそろ光が収まるよ…パパ行こう!!」
アサシン「リカオン!見ておけ…勇者の最後だ」
子供「ダメ!!僕が放射能を集めるとみんな一瞬で液体になって蒸発するから来ないで!」
アサシン「それほど強力なのか…」
子供「鉄に変性しても直ぐに崩れ始める…量子転移が終わるまで出たらダメ」
剣士「未来!!行くぞ…」
子供「アサシンさん!リカオンさんも今までありがとう…戻ったらママに冒険の書を読ませて?」
アサシン「冒険の書?」
子供「読めば分かる…じゃぁ行くね!!パパ!?ハイディングで移動しよう」
剣士「フフ…ハイディング!」スゥ
子供「ハイディング!」スゥ
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アサシン「行ってしまったか…」
リカオン「マズいな…オヤジに怒られるかも知れない…」
アサシン「どうした?」
リカオン「あの子を死んでも守れと言われて出て来たんだよ」
アサシン「守り抜いたでは無いか…そして見送っただけの事」
リカオン「アサシンからそう説明して貰えるかな?」
アサシン「クックック勇者の苦悩に比べればゴミの様に小さい」
リカオン「そう言わないで…あ!!外が赤く光ってる…」
アサシン「見て見たいのだが…」
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