勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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442:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 15:35:47.38 ID:rXZyBWej0
魔女「何が無念じゃ!!わらわの父は幻惑の杖に操られ不本意に死を遂げたのじゃぞ?」
女の声「不本意とは心外…人類の未来の為に命を捧げた…しかし未来を見る事が叶わなかったのはお前達のせいだ」
魔女「ぐぬぬ屁理屈を…」
女の声「さて白狼…いや白い悪魔め…お前の行いでどれほどの犠牲が出たか自覚は有るのか?」
剣士「犠牲?」
女の声「自覚して居ない様だな…お前が100日の夜を起こすきっかけを作り更に祈りの指輪まで持ち去った…」
女の声「これでどれだけの人の命が失われたと思う?」
女の声「なぜ早々に闇を集め無かった?無知か?それとも外道か?」
剣士「う…」
魔女「こやつの言う事を聞いてはイカン…それは結果論じゃ」
女の声「結果がすべてでは無いのか?塔の魔女よ…良い結果になる様に導くのだろう?お前にはそれが出来ていない」ドン!
魔女「すべてわらわ達が悪い様に解釈して居る様じゃな…主は何を導けたと言うのじゃ!!」
女の声「少なくとも!!10年先に起こるであろう厄災に備え数千の人間を既に退避させた…それでお前達は何をした?」
魔女「…」
女の声「何もしていない…只私の邪魔をしていただけだ」
魔女「主は魔王に魂を売ったのか?」
女の声「事あれば魔王…すべて魔王が悪い…そういう風だからお前達は進歩しない!!魔王なぞ利用すれば只のエネルギーだ」
魔女「それほど甘くは無い!!主の方こそ何も理解して居らぬ!!」
女の声「フッフッフ…話が平行線…無駄だな」
魔女「剣士!!あ奴を倒すぞよ?爆裂魔法で牢を破壊する故わらわを守れ!!」アブラカタブラ
女の声「そうはさせるか!永遠の眠りに付け」
ピーヒョロロー ピロピロピー
剣士「笛?…」
魔女「こ…これは妖精の笛…」ヨロ
女の声「フハハハハハ…アーッハッハハ」
剣士「なんだ…目が霞む…」フラ
女の声「キラーマシン!来い!!」
ウィーン ガシャ ウィーン ガシャ
魔女「くぅぅぅ…ここまで…か」ドタリ
剣士「み…未来…」フラ ドタリ
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