勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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412:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 15:20:17.83 ID:rXZyBWej0
『飛空艇の前』
時の王「シルフ!!私を忘れたのか?」
ホムンクルス「私は精霊シルフではありません…手を放して下さい」
時の王「私の目に狂いは無い…200年お前を想い続けて居たのだ」
ホムンクルス「私の名はホムンクルスです」
時の王「何故だ?また記憶を失ったのか?何故私の下へ戻らない?」
ホムンクルス「精霊シルフは200年前に亡くなりました」
時の王「いやお前はシルフに間違いない…その髪…その顔…その声を私は忘れて居ない…思い出してくれ」
タッタッタ
女海賊「はいはい!どいたどいたぁ…」グイ
ホムンクルス「女海賊さん…この方が私に纏わりついて…」
女海賊「ああっ!!時の王のおっさん!!」
時の王「お前は…いつか私の屋敷に来た蒼眼の者…シルフをどうした?」
女海賊「あのさぁホムちゃんは精霊シルフじゃないの!どっか連れて行く気?」
時の王「シルフには私が必要なのだ…私が守る」
女海賊「いやだからさぁ…精霊シルフじゃないって!!ホムちゃんはホムちゃん!!分かる?」
時の王「シルフ…答えてくれ…記憶をどうした?」
ホムンクルス「私は逃げたりしませんので手を放して貰ってもよろしいでしょうか?」
時の王「…」スッ
女海賊「あのさぁ…とりあえず観測所の中でやって貰って良い?ちっと飛空艇で用事あんだよ」
ホムンクルス「女海賊さん…この方は信頼出来るのでしょうか?」
女海賊「ホムちゃん!そのおっさんは悪い人じゃないから観測所に案内してあげて?」
ホムンクルス「はい…わかりました」
ローグ「良いんすか?さらわれたりしやせんかね?」
女海賊「ホムちゃんの言う事ならなんでも聞くよこのおっさんは…ホムちゃん任せるね」
ホムンクルス「では観測所へご案内します…どうぞこちらへ」
時の王「…私の話を聞くと言うのだな?」ズイ
ホムンクルス「中でごゆっくりと…」テクテク
女海賊「ほんじゃローグ乗って!!行くよ!!」ダダ
フワリ フワフワ
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