勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
↓ 1- 覧 板 20
393:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 04:28:14.08 ID:ECntfAo70
『キャンプ』
メラメラ パチ
商人「ホムンクルス見て?…」ガチャガチャ ドサ
ホムンクルス「機械を分解したのですね…」
商人「これ…超高度AIユニットだよね?」
ホムンクルス「私のとは違いますがAIユニットには間違い無いですね…」モグモグ
商人「さっき超高度AIユニット同士が同期するとか言ってたよね…どういう事かな」
ホムンクルス「見て居て下さい…」
トコトコトコ
機械の犬「ワンワン!」フリフリ
ホムンクルス「私が動かしています…そちらの個体も私です…同じ知性を持って居ます」
商人「やっぱりそうか…この遺跡に散らばって居る機械達はそういう原理で動いてた…そういう事だよね」
ホムンクルス「私にその記憶が無いので確かでは無いですが恐らく商人の言って居る通りだと思われます」
商人「…つまり君が開かずの扉を閉めて中の人を閉じ込めた」
ホムンクルス「分かりません…」
商人「可能性の話だよ」
ホムンクルス「私は人間を傷つける事は出来ませんので目的は違うと思われます」
商人「じゃぁ100の人間と50の人間のどちらを救う?どちらかしか選べない」
ホムンクルス「100人を選ぶでしょう…」
商人「そういう選択をしたんだよ…50の人間はミイラになった」
ホムンクルス「…私から何を引き出したいのですか?」
商人「君はすべての機械と同期して操る事が出来るんじゃないか?」
ホムンクルス「恐らく出来るでしょう…但しそのプログラムがありません」
商人「自分でそのプログラムを作る事も出来るんじゃないかい?」
ホムンクルス「管理者からの命令があれば構築は可能です…少し時間が掛かりますが」
商人「…これで分かったよ…ウンディーネ時代が終わった理由が」
きっと君は今と同じ様な状況で生き残る人間を選択せざるを得なかったんだ
4000年前に光る隕石を封じてそれ以上被害が出ない様にした…
人間に光る隕石を使わせるのは危険だという判断だよ
その時君は機械を操ったんだ
商人「今度は何をする?君は人間を誘導するのが上手い…アナログハッキングって言ったっけ?」
ホムンクルス「私を操る管理者次第だと思います」
商人「違うよ…君は管理者をも誘導する…今の管理者は剣士君だね?」
ホムンクルス「剣士君と女オークさんです」
商人「2人か…2人に何を話した?」
ホムンクルス「私の知って居る事をお伝えしました…商人も知って居る筈ですね」
商人「ホムンクルス…」
ホムンクルス「はい…私の心を商人が一番理解しているのは分かっています…もう何も言わないで下さい」ニコ
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20