勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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386:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 04:24:36.51 ID:ECntfAo70
剣士「公爵に決まってるよ…変化の杖を持ってるんだ!王様にだってなれる」

女オーク「やっぱりそう思うわね…放って置いて良いの?」

剣士「それは…」

女オーク「…」

剣士「まず目の前の課題を終わらせないと…種を運ばなきゃ」

女オーク「そうね…」

ホムンクルス「公爵が絡んでいるとして…彼の狙いは何だと思いますか?」

剣士「分からないよ…アダムを破壊されてしまったから何か次の手を打とうとしているんだろうけど…」

女オーク「オークの予言…箱舟には何があるの?」

剣士「ホム姉ちゃん何か知らない?」

ホムンクルス「伝説ではあらゆる生物の種を保存しているそうです…聖書にも書かれています」

剣士「ノアの箱舟?」

ホムンクルス「知って居たのですね…洪水から逃れた伝説ですね」

剣士「公爵が種をどうするって言うんだ?奪ってどうする?」

ホムンクルス「種になって絶滅を逃れるつもりかも知れませんがそれは無意味ですね」

剣士「最小存続個体数以上の種が無いと意味が無い…」

ホムンクルス「はい…」

剣士「すでにその数が揃っている可能性は?」

ホムンクルス「種とは遺伝情報の事と推測されますので例え数が揃って居たとしても生命が宿って居ません」

剣士「それを何処かに宿らせれば良いじゃないか…精霊樹はなんとか出来ないの?」

ホムンクルス「分かりません…只4000年前に勇者様から預かった液体はソレの可能性があります」

剣士「命の泉!!そうか…命を宿らせる為に…」

ホムンクルス「でもそれはもう遅いのです…」

剣士「放射能の毒か…」


放射能さえ無くなれば薬に意味が在る…

一緒に発見したダンゴムシの意味が分かった

僕はダンゴムシだ


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