勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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374:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 04:18:04.34 ID:ECntfAo70
『酒場』
ガヤガヤ
麻薬の合法化で豪族達が一気に麻薬を売りさばき始めたぞ
相場の爆下がりで青い顔していやがる
おい!聞こえちまう!!
店員「いらっしゃいませ…見ての通りに立ち飲みになるが飲んで行くか?」
剣士「食事がしたいんだけどさ…」
店員「立ち食いだな?3人か?」
剣士「うん…」
店員「酒は?」
剣士「何があるの?」
店員「アヘン酒だけだ…飲んで行くか?」
剣士「どうしよう…」
ホムンクルス「頂きます…」
剣士「アヘン酒は…」
ホムンクルス「未来君?もう綺麗ごとは終わりにしましょう」
剣士「綺麗ごと…そんな…」
ホムンクルス「飲めば分かる事も有るかもしれませんよ?」
剣士「…」
ホムンクルス「アヘン酒3杯と軽食をお願いします」
店員「銀貨6枚だ」
剣士「…」ジャラリ
店主「ほらよ!軽食はちょっと待て」ドン
ホムンクルス「それからここで麻薬は買えませんか?」
店主「有るっちゃ有るが相場が分からんもんでな…どんだけ欲しいんだ?」
ホムンクルス「金貨が1枚あります…」コロン
店主「そんなに沢山無い…炙り10回分で銀貨10枚…どうだ?」
ホムンクルス「お願いします」
店主「待ってろ…先に釣りだ」ジャラリ
剣士「ホム姉ちゃん…麻薬なんかどうするの?」
ホムンクルス「先ほどの方足の無い方の苦痛を和らげて来ます…」
剣士「そっか…」
ホムンクルス「少し待っていてください…直ぐに戻りますから」
店主「持って来たぞ?炙り用のスプーンはサービスだ…持ってけ」
ホムンクルス「ありがとうございます」ペコリ
剣士「…」グググ
僕は足元を全然見て居なかった…
苦しみを解放する為に麻薬は必要だった
こんな方法でしか救われない事もあるんだ
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