勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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372:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 04:17:08.05 ID:ECntfAo70
『地下_デパチカ居住区』
ガヤガヤ ガヤガヤ
剣士「人が溢れてる…宿取れるか心配になってきた」
女オーク「暖かい分だけマシよ…皆路地で横になってるわ」
客引き「お客さんお客さん…宿をお探しで?」
剣士「え?あ…そうだよ…空いてるのかな?」
客引き「イヒヒヒ一部屋金貨1枚!!どうですかね?」
剣士「うわ…高いよ…相場は銀貨10枚くらいでしょ?」
客引き「どこも一杯ですよ?金貨1枚なら特別ご案内できるんですウヒヒ」
ホムンクルス「良いのでは無いですか?」
剣士「んんん…2人の安全を考えるとしょうがないかぁ」
客引き「どちらから来られたんですかねぇ?豪族様ですか?それとも貴族様ですか?」
剣士「只の冒険者さ…高いなぁ…」シブシブ
客引き「お代を払って貰えるなら冒険者様でも構いません…前金ですがお支払いいただけますかね?」
剣士「はい!金貨1枚」スッ
客引き「ヌフフフではご案内するので付いて来て下さい」スタ
『とある建屋の一室』
ガチャリ ギー
剣士「なんだ宿屋じゃないのか…」
客引き「鍵のかかる立派な部屋ですよ?ベッドも2つありますから」
女オーク「一晩だけなのだから我慢しましょう」
客引き「食事は路地を出て横手に酒場があるんでそちらで…では私はこれにて」ガチャリ バタン
剣士「食事も無しかぁ…僕達は良いけどホム姉ちゃんが…」
ホムンクルス「お構いなく…」ストン ギシ
ヒソヒソ
ママ痛いよう…
お医者様から良く聞く薬を頂いたのよ…お注射我慢できる?
もう痛いの嫌だよう
少しの辛抱よ?…直ぐに良くなるから
剣士「何処かから声が丸聞こえだ…」
女オーク「私達の声も聞こえてしまうわ」
剣士「そうだね…酒場でも行こうか」
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