勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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351:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 03:05:52.74 ID:ECntfAo70
『名も無き島上空』
シュゴーーー バサバサ
剣士「海面が下がって地形が激変してる…なんだアレ…座礁してる船もあるじゃないか」
女オーク「あなたの島に誰か入り込んでいるみたいね」
剣士「良かったぁぁ僕の家を狭間に隠しておいて…」
女オーク「座礁してるのはドワーフの国の船では無いの?」
剣士「どうだろ?商船かな?」
女オーク「どうするの?このまま降りる?」
剣士「騒がれると面倒だね…銀鉱山の方に降りて飛空艇を隠して行く」
『名も無き島の集落』
ザワザワ
なんでこんなに潮が引いちまっただ?
お天道様も反対から登りよるしどうなっちまっただろうのぅ
ダメだぁこれじゃ帰れ無ぇ
霧の中で漂流するよしかよっぽどマシだろう?
村人「あれれ?未来君で無ぇが?」
剣士「バレちゃったなぁ…ハハ」
村人「いつ帰って来たんかいのぅ?」
剣士「さっきこっそり帰って来たんだ」
村人「今えらい事になっててのぅ…海賊王が何処行ったか分からんくなってもうた」
剣士「あー爺ぃじに会いに来たんじゃないよ…僕の家に忘れ物を取りに来たのさ」
村人「そうじゃったか…ではゆっくりはして行かんのかいな?」
剣士「うん…一晩寝たらまた行くよ」
村人「ほうか?済まんが村の方が忙しくて構まっとれんで2人で行けるな?」
剣士「大丈夫さ…それよりこの人だかりは?」
村人「寒うなって海に霧が張っておるらしいんや…航海出来んで立往生やな」
剣士「よくそこの入り江まで入って来たね?」
村人「何も知らんで来たから座礁してもうたんよ…ほんで海が引き寄ってどーもならん」
剣士「じゃぁ爺ぃじが来るまで賑やかだね」
村人「そうや…今住居の建て増しで村人みんな忙しいんや…済まんな?」
剣士「おけおけ…僕は家に帰るよ」スタ
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