勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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35:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 10:18:52.08 ID:KbfSVIxh0
『核部』
剣士「見つけた!!アレだ…あのエリクサーの下に遣ってる機械がアダムだ」
エルフゾンビ「ここには敵が居ない様だ…どうなっているのか」スタスタ
剣士「きっと外敵を排除する為の守りは消化器官にあるんだよ…崩落したのが逆に良かった」
エルフゾンビ「私とエルフの戦士で見張りをやる…直ぐにアダムを破壊しろ」
剣士「そうだね…今すぐにやる…ああああああ!ここにはダンゴムシが入って来て無い」
エルフゾンビ「例の爆弾でやれば良いだろう」
剣士「エリクサーが邪魔だ」
エルフゾンビ「何とかしろ!他の出入り口が無いか見回って来る」シュタタ
えーとエリクサーは何に変性出来るんだ?
材料は何だっけ…クヌギの樹液と蒸留酒…松脂と…骨粉か
他の転換物…えーと…えーと物性値が分からない…計算すると時間が掛かる
だぁぁぁ液体にしかなりそうにない…まてまて…凍らせられれば個体になる
いや無理だアルコール値が高い…絶対零度なんか使えないし…どうするどうする?
剣士「そうだ!燃焼させれば良い…気化させる熱量をどうする?僕の魔法じゃあの量を気化させるのは無理…」
剣士「爆弾を使って散らす…これもダメだ…あの量を吹き飛ばすのは感覚的に無理だ」
剣士「くそう!これしか無いか…こんな所で量子転移なんか使いたく無かったけどコレしかない」
エルフゾンビ「剣士!奥にも何処かに繋がって居そうな通路がある…敵が来る前に早く破壊しろ!」
剣士「分かったよ…そこの通路に居て…僕もそっちに逃げるから」タッタッタ
エルフゾンビ「エルフの戦士!壁面から離れるんだ…微妙に動いている」
エルフの戦士「!!?」ズザザ
エルフゾンビ「剣士!!何をしている!!早くしろ」
剣士「いのりの指輪…どうか僕を守って!!量子転移!!」シュン
ザバァァァァ
剣士「よしよし壁に穴が開いて液面が下がってる…機械が露出するぞ」
剣士「エルフゾンビさん通路の奥に走って!!爆破する!!火魔法!」チリチリ ポイ
剣士「走ってぇぇぇ!!3…2…1」
---未来---
剣士「え?」
ピカーーーーーー チュドーーーーーン
剣士「どわぁぁぁぁ…」ゴロゴロ
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