勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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314:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 19:55:39.92 ID:KbfSVIxh0
『飛空艇』


フワフワ バサバサ


剣士「近くに島が無いかよく見てて」

女オーク「わかったわ…」

剣士「あ!!山が見える…噴煙の出所はアレか」

女オーク「剣士?左手にいくつか島が見えるわ」

剣士「お!?海底が浅いという事か…日が落ちる前に島まで行くのは無理そうだな」

女オーク「どうするの?」

剣士「座礁するのが怖くて下手に動けない…今の内に周辺の海の深さだけ見ておこう…高度下げる」グイ


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『幽霊船』


フワフワ ドッスン


女戦士「どうだ?何か分かったか?」

剣士「火山が目視で見えたよ…あそこに大き目の島がある…あとここから6時の方向に小さな島がいくつかある」

女戦士「距離は?」

剣士「10海里くらいかな…日が落ちる前に行くのは多分無理」

女戦士「…そうか」

剣士「でもね…碇を下ろせそうな深さの場所なら分かる…6時方向に5海里行けば良い」

女戦士「よし!!取り舵!!」グルグル

盗賊「風向き変えるぜ?」フリフリ

女戦士「これで氷山への激突は心配なくなった…ふぅ」

剣士「でもね?多分シーサーペントが沢山居ると思う…戦う準備はした方が良い」

女戦士「フフ氷山よりマシだ…それにシーサーペントがこの船に登って来るとは思えん」

剣士「大きいのが居なければ良いけど」



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