勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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266:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 18:46:41.39 ID:KbfSVIxh0
『翌日_謁見の間』
セントラル王は兵2名のみ帯同許可します…右手に整列を
近衛侍は私の左手側へ…側近は私の言葉を相手に伝えなさい
その他は傍聴席から立たない様にお願いします
では…全員銀の仮面を付けて待機
商人「…これは相当威圧的だ」
魔女「これで良い…この仮面は女王の威厳じゃ」
商人「仮面を被った集団に囲まれての和平交渉か…」
魔女「どんな交渉をして来るか楽しみじゃな」
衛兵「先方来賓されました…公爵と思われる人物と帯同の従士一人」
女王「お連れして下さい…では皆さんご静粛に…」
衛兵「謁見が許可された…2名!!入れ」
スタスタ
女王「…」ヒソヒソ
側近「女王の言葉を復唱します…ようこそお越しくださいました…和平の件…交渉に付けて喜びを感じる次第」
公爵「これは大層なおもてなしですなハハ…お体の調子が悪いと伺っておりましたが触りませんかな?」ニヤ
側近「お陰様で順調に回復しております」
公爵「それは結構…では早速本題に移らせて頂きますが先ずはセントラル貴族院への口利きとしての条件として…」チラリ
セントラル王「…」
側近「ためらわずおっしゃって下さい」
公爵「当初はセントラル王の引き渡しが条件でしたがその必要は無くなった事を冒頭に申し上げます」
セントラル王「!!?」
側近「代わりの条件は如何に?」
公爵「セントラル王との婚姻…そして王権の分与」
ザワザワ
側近「願っても無いご提案ですが民意がそれを許さないのです…困りましたねぇ」
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