勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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26:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 10:08:26.97 ID:KbfSVIxh0
『死の森』
ポコポコ プシューー
剣士「見た事無い植物ばかりだ…いやキノコなのかな…」
エルフゾンビ「よそ見して居ると遅れるぞ」シュタタ
剣士「ニョロニョロの先っぽに目が在る…なんだアレ」シュタタ
女オーク「右前方に何か複数居るわ」ドスドス
エルフゾンビ「スプリガンだ…構ってる暇は無い…走れ」
剣士「お!!蝿虫!従え!」ブーン ブン ブン
エルフゾンビ「!!?使役か…フフそれは良い」
エルフの戦士(フフ…)
剣士「蝿虫!ドリアードまで案内しろ!」ブーン
エルフゾンビ「なるほど…私の案内より確実そうだ」
プシュー
エルフの戦士(胞子の散布が始まった…視界が悪くなるぞ)
剣士「…これは」
エルフゾンビ「見とれて居るのか?雪の様に見えるが猛毒の胞子だ…それが森まで飛来する」
剣士「こんなに多いのか…これを全部焼くんだ?」
エルフゾンビ「全部が飛来する訳では無い…ただ一つでも逃すとそこで発芽して浸食される…あっという間にな」
エルフの戦士(上空でアルラウネが南下を始めてる…始まるぞ)
エルフゾンビ「下を行く私達には見向きもせん様だ…このまま進め」シュタタ
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エルフゾンビ「ドラゴンライダーが出張っているな…私達を見て居るか」
エルフの戦士(戦線が伸びると胞子を焼き逃すと言うのに…)
エルフゾンビ「ハイエルフはいのりの指輪の行方を気にしているのだ…仕方が無い」
剣士「そうか…アダムの懐だもんね」
エルフの戦士(…)ジロリ
剣士「なるほどね…君が同行を志願したのも同じ理由なんだね」
エルフの戦士(信用していない訳では無い…悪く思うな)
女オーク「前方左に見た事無い敵!!複数いるわ…何?」
エルフゾンビ「異形のスライムだ…触手を持って居る…多いな」
エルフの戦士(私に任せろ…先に行け)シュタ クルクル ピョン
エルフゾンビ「こっちだ!私に続け」シュタタ
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