勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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258:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 15:48:37.89 ID:KbfSVIxh0
『フィン・イッシュ_隠れ里』
ノソノソ
くノ一「魔女様をお連れしました…」
アサシン「忙しい所済まないな」
魔女「女王は安定しておるんか?」
アサシン「精神安定の薬で落ち着いては居るが嫌な夢を見ると言ってなかなか寝付けん様だ」
魔女「幻惑かえ?…」
アサシン「いや正気は保って居る…寝付けないから疲れているだけだ」
魔女「事の事情は説明したのかえ?」
アサシン「どうしても教えろと言うから近衛侍の方から粗方話したそうだ」
魔女「身内に毒殺されそうになったのは認められんじゃろう…」
アサシン「事実なのだから認めるしか無いだろう」
魔女「して…どうするかのぅ…和平交渉を待たせて居るのじゃが」
アサシン「魔女はどう思う?」
魔女「わらわは交渉に来た者の首をはねて公爵に付き返せば良いと思うて居るが…」
アサシン「それは宣戦布告と同意だぞ?」
魔女「逆じゃ…女王の暗殺を企てて何が和平じゃ」
アサシン「まぁ確かに…和平をしても利は無さそうだな」
魔女「セントラル国王が何度も頭を下げに来たが…あの男は本当に騙されやすい馬鹿じゃのぅ」
アサシン「魔女が女王にすり替わって居るのはバレて居ないのか?クックック…」
魔女「しかし国の大局じゃ…交渉は女王が担うべきじゃが…」
アサシン「うむ…」
女王「魔女様…お話聞こえていました」ヨロ
魔女「騒がせてしもうたのぅ…主は平気なんか?」
女王「はい…只少し疲れていまして」
魔女「嫌な夢を見るで眠るのが辛い様じゃな…実はのぅ…シン・リーンの魔術師の研究で最近分かった事があるのじゃ」
女王「悪夢に理由が?」
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