勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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178:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 13:54:21.88 ID:KbfSVIxh0
『焚火』
メラメラ パチ
ローグ「おいっちにーさんしー!!体動かせるって良いっすねぇぇ」ブンブン グルグル
盗賊「星の観測はまだやるんか?」
剣士「基準にしてる星がまだ登って来ないんだよ」
盗賊「南極星で緯度の計算は良いが経度の計算はどのみち精度が出んだろ?」
剣士「うん…まぁ適当にやるよりはマシさ」
盗賊「狭間に出入りしてるから時計がアテにならんのがなぁ…」
剣士「大体補正してるつもりなんだけどね」
盗賊「この島は目印にしちゃ小さすぎると思うんだが…」
剣士「ここにはチェリーが生ってるから蜂を使役すればなんとか方向が分かるんだ」
盗賊「あぁぁお前専用の灯台代わりって訳か」
剣士「うん…一か所でも休憩出来る場所があると大分違う」
盗賊「まぁいつ帆が破れてもおかしく無ぇしなぁ…一旦降ろせる場所があるのは心強い」
剣士「あ!基準の星が昇って来た…日の入りから4時間…よしよし大体想定通りだ」ギリギリ
盗賊「なるほど…複数の基準にしてる星の角度で時間と経度を割り出してるか」
剣士「これが今の限界精度さ…よし!行こうか」
盗賊「お前は良い航海士になれそうだ…おい!ローグ!!行くぞ飛空艇に乗れ」
ローグ「あいさー」
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