勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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136:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 12:42:22.59 ID:KbfSVIxh0
『軍の倉庫』


盗賊「リリース!」スゥ

ローグ「リリース!」スゥ

盗賊「こりゃまたデカイ倉庫だな…」

ローグ「後ろにキラーマシン歩いてるんで気を付けて下せぇ」ヒソ

少年「…」ユビサシ

盗賊「アレか…もうちっと寄る」ヌキアシ サシアシ

ローグ「何っすかね?」ソローリ


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盗賊「ほとんどが食料の様だな?」

ローグ「肉と野菜…多分フィン・イッシュから帰って来た感じでやんす」

盗賊「しーーっ…何か話してる…」

ローグ「…」


食料は順次市場に流せ

銀と鉄鋼は一旦備蓄…黄銅は直ぐに工場へ運ぶんだ


高官「魔石は入荷して居ないのか?」

将校「予定の半分以下ですが一応入荷しています」

高官「ふ〜む…やはり出し渋って来たか」

将校「はい…恐らく遺跡探掘の権利が狙いと思われます」

高官「古代兵器出土の情報がリークしたのは間違い無いな」

将校「朗報もあります…この異常気象で航海出来るのは我々の軍船だけ…もう豪族は敵ではありません」

高官「ふむ…兵はこの異常気象をどう思って居そうだ?」

将校「賢い者は地軸の異変に感づいて居ます…そろそろ発表した方が混乱しないかと」

高官「うむ…しかし予言がこうもピタリと的中するとは…」

将校「魔石は引き続き向こうの言い値で取引を続けてよろしいのですか?」

高官「相手の出方を探りたいのもある…まずは言い値で進めるのだ」

将校「ハッ…豪族に資金が回って行くのはなんとも…」

高官「航海出来るのは我々だけなのだろう?取引のカードはこちらにある」

将校「荷物を降ろし次第出港の準備に取り掛かります…失礼」


盗賊「戻るぞ…」ヒソ

ローグ「へい…」ソローリ


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