勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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126:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 12:28:47.59 ID:KbfSVIxh0
『早朝』
剣士「ハッ!!…」
女オーク「起きた?もう直ぐ日の出よ?ほら空が暁色に…」
剣士「夢か…嫌な夢だ…」
女オーク「怖い夢でも見たの?」
剣士「何でもないよ…君は痛い所無いね?」スリスリ
女オーク「どうしたの?くすぐったいわ?」ハテ
剣士「ゴメン寝ぼけてるんだ」
女オーク「観測はしなくて良いの?」
剣士「あぁそうだ星座を確認しないと…えーと…へび座と一緒に登るのか」パラパラ
女オーク「何か分かる?」
剣士「南半球だから多分もうすぐ春になる」
女オーク「暖かくなるのね?それは良かった」
剣士「よし!これで大体の緯度が推定できる…」メモメモ
女オーク「月が全然違う方向に沈んでいたわ」
剣士「ええええ!?どっちの方向?」
女オーク「この地図で言うとこっちの方角ね」
剣士「南南西…そうか月の公転まで変わってるのか…道理で迷う訳だ」
女オーク「私も役に立ったみたいね」ニコ
剣士「明日から月の観測もしないといけない…でも何でそんな事が起こる?」
地球は自転をしているからほぼ太陽と同じ様に動く筈…
まてよ月が縦周りに変化していたとして南南西に沈むという事は南南東から登る…
南極星方面に位置した場合ずっと沈まないという事もある訳か
剣士「そうだ夜は月の方角を見て空を飛んだ事もある…だから迷う」
女オーク「はい地図とペン…私は文字が書けないから剣士が書いて」
剣士「あぁありがとう…女オーク!太陽の方角を観測して」
女オーク「うん…」
剣士「機器の使い方は分かるね?」
女オーク「見て居たから大丈夫よ」カチャカチャ ギリギリ
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