【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
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913: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/22(土) 22:48:23.24 ID:qKk8P9Px0

『A子たちを見送ると、C子は改めてベッドに腰かけて、捻った足首をF子に差し出した。
F子は捻挫の痕を確かめると、落ち着いた口調で安心の言葉を持ち出した。
 
 F子:大変だったね……C子ちゃん……
 C子:はい……あまりに突然のことで、動転してしまいました……
 F子:少し捻っちゃっただけみたいだから、動かさなければすぐによくなるよ……!
 C子:はい……F子さん、ありがとうございます……
 C子:申し訳ありません……大変な苦心をされているときに……

C子が口にしたのは、F子が看病をしているE子のことだろう。
つい先ほどからもずっと病室では彼女の咳が鳴りやまない、病状は良くないんだろう。
そして、面倒を見続けているF子の顔にも少しばかりの疲労が見て取れた。
そんな状況下で足首を捻ってしまったことにC子は少しばかりの罪悪感を感じてならないのである。

 F子:ううん、気にしないでほしいな……
 F子:みんなが健康で、元気でいてくれることが一番だから……
 F子:そのために、頼ってくれることが……嬉しいんだ……
 C子:F子さん……痛み入ります……

F子はC子の恐縮した様子に、笑顔で事も無げに答えた。
きっとF子からしてもこれは本心なのだろう。彼女が超高校級の保健委員と呼ばれるにたるのは、この博愛の精神、そしてホスピタリティからなのだ。

と、その時だった。
廊下に接するドアの窓に何か影が映ったかと思うと、その向こうからガタッと大きな物音がした。

 F子:今の……?
 C子:F子さん……! もしやすると……先の不審者かもしれません……
 F子:不審者さんは、上の階に逃げたはずだよね……? 誰なのかな……




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