【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
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9: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/11/18(木) 20:45:25.43 ID:uUkbKYqQ0


『そうだよ 赤いじゅうたん駆けて
そうだよ 月までだって行けるわ』
『ti ta ta tik tik shake! Pa dun du da_______,ah』


世界が一瞬で翻った。
こういうものだと受け入れるしかないと思い込んでいた世界が音を立てて崩れ落ちて、その割れ目から顔を出した光がやけに暖かくて。
夏場のコンビニ、その電灯に集まる羽虫って多分そういうことなんだ。暗い闇にいればいるほど、そこに刺す光に心を奪われてしまう。


だからアルバイト先もその光にできる限り近いところを選んだ。
別に何か算段があったわけでもなかった、ただずっと、その光に包まれていたい。近くで見つめていたい。

でも、ただの普通の女子高生にできるのって、せいぜいレコードショップぐらいのもので。
それでもそれなりには満足はしていた、バイト仲間は優しいし、ポップ作ったり新盤開けたりは楽しかったし。

とはいえこれらは全部目眩し、自分自身の強欲に対する目眩しでしかないんだ。
本当に私がやりたいのはこれじゃない、どこかでずっとそう思っていた。




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