【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
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750: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/17(月) 21:38:04.04 ID:VpymNLoy0

千雪「アプリコットからのお話は、甘奈ちゃんにやってきたの」

ルカ「……お前じゃ、なかったんだな」

千雪「私の大切な甘奈ちゃんが、大切なアプリコットからお仕事をいただけたのは純粋にうれしかった。でもね、それだけじゃない気持ちがあるってこと、薄薄気づいてたけど……自分の気持ちを一度無視しちゃった」

ルカ「……」

千雪「そんな時に、わがまま言ってもいい、私はまだ自分の気持ちに素直になれる子どもだって教えてくれた人がいたの」

ルカ「それで、どうなったんだ?」

千雪「甘奈ちゃんと一緒にオーディションを受けた。ユニットの仲間同士でぶつかったの」

ルカ「……!」


私が見ていた一面だけのこいつとは、その行動は全く違った印象を受けた。
相手のことを慮って、そのためにできるコトばかりを探している。そんな風に思っている節もあった。
でも、こいつは自分の気持ち、欲望に従って、仲間とぶつかり合うことを決めた。
相当な判断だったのだろうと思う。


千雪「私は結果として勝つことはなかったけど……でも、やってよかったなって思ってるの」

千雪「やらない後悔よりやる後悔、でしょ?」


それはただ自分の気持ちに向き合うということだけじゃない。
その衝突をしてもいい相手だと、信頼のできる相手だとユニットの仲間を再認識したことを意味する。
こいつにとってこの経験は傷跡というよりも、【刻まれた】大切な思い出なんだろう。


ルカ「……なんだ、もっときつい話なのかと思ったぜ」

千雪「もぅ……私は当時結構悩んだんだから」

ルカ「ハッ……そん時からずっとてめェはお人よしだな」


……そして、それは私にも同じことが言えるのかもな。
美琴との別離も、いつか笑って話せる日が来るのかもしれない。


ルカ「……またてめェに教えられたな」

千雪「え? なんのこと?」

ルカ「……なんでもねーよ」


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【親愛度が上昇しました!】

【桑山千雪の親愛度レベル…5.0】

【希望のカケラを入手しました!】

【現在の希望のカケラの数…21個】



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