【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
1- 20
608: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:11:59.67 ID:Gmun8+E70

高校生以下が半数以上の283プロ、まさかこんなところにいるとは思いもしなかった。
手芸女は口をポカンと開けて間抜けに私の姿に驚いている。


以下略 AAS



609: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:13:02.25 ID:Gmun8+E70

千雪「大人ってずるいよね、こんな時でも逃げ道があるんだもの。……でも、今この島にいるみんなはそんな逃げ道もなく現実に向き合うしかない」

ルカ「卑怯者って言いたいのか?」

以下略 AAS



610: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:14:27.08 ID:Gmun8+E70




____そう、思った。
以下略 AAS



611: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:17:02.41 ID:Gmun8+E70

「ありがとう」その五文字が理解できず、一度目の前の宙に描いてみた。
やっぱり違う。裁判の終わりにも283プロの連中が私たちに投げかけてきたその言葉は、何度確かめようとも私には不適切な言葉だと思う。
何かを施してくれた相手に、その謝意を示すために使われるその言葉は、もっと善人で、もっと余裕綽々として、もっと背筋の伸ばした日の当たる人間に向けられるべき言葉だ。
少なくとも、私が受けていい言葉なんかじゃない。
以下略 AAS



612: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:18:02.31 ID:Gmun8+E70

千雪「裁判の時……ルカちゃんが美琴ちゃんと正面からぶつかり合ってくれたおかげで、最後の最後にシーズの二人はお互いの素直な感情を打ち明けられたんじゃないかなって思うの」

ルカ「……」

以下略 AAS



613: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:19:58.87 ID:Gmun8+E70

ルカ「……手芸女、お前の言いたい事はわかった。わかったけど……それでも違うんだよ」

ルカ「私は……まだ向き合えちゃいない」

以下略 AAS



614: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:21:28.06 ID:Gmun8+E70

ルカ「……はぁ?」

千雪「まだ向き合えていない……きっとそれでもいいと思うの」

以下略 AAS



615: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:22:32.23 ID:Gmun8+E70

ルカ「本当、メーワクこの上ねーよ」



以下略 AAS



616: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:23:41.20 ID:Gmun8+E70
-------------------------------------------------
【千雪のコテージ】


千雪「ごめんね、少し散らかっているけど……好きなところに座ってくれていいから」
以下略 AAS



617: ◆zbOQ645F4s[saga]
2022/01/12(水) 21:25:01.53 ID:Gmun8+E70

はじめこそ無言だったものの、酒を入れ始めるとアルコールが口元の緊張をほぐしていき、自然と口から言葉が継いで出た。
私の口から出る愚痴や妬み嫉みも、手芸女は文句ひとつ言わず受け止めて、真剣に話を聞いていた。
そんな手芸女に気をよくしたのか何なのか、私も自然と守ろうとする領域の防衛線を徐々に徐々に無自覚に下げ始めていた。

以下略 AAS



1002Res/793.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice