【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
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335: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/11/27(土) 22:44:01.90 ID:2HvOXjB50

そういえばこの旧館は床が高く作られている。玄関から入る時でも数段階段を上って入館する設計だったはずだ。
実際、扉を引き上げてみるとそこは収納ではなく、明確な床下としての空間があるようだった。


美琴「入ってみようか」

にちか「み、美琴さんは入っちゃダメです! こんなとこ、絶対ばっちいですから! 私が代表して入るので……美琴さんは待っててください!」

美琴「そう?」


少し扉を開けただけでも埃が舞い上がった。
昼の掃除でもだれも手をつけてない空間なんだろう。
こんなんじゃゴキブリやネズミが住み着いている可能性もある。
そんなところ、美琴さんに入ってもらう訳にはいかない。
慌てて私は名乗りを上げて、美琴さんの代わりに飛び込んだ。


にちか「うーわ、暗……」


ただ、床下空間はほとんど真っ暗。床板の隙間から部屋の光が多少差し込んではいるものの、ほとんど見えてないのと同じ。
這いつくばって進むにしても、前後すら怪しいみたいな空間だ。


美琴「……何か怪しいものはあった?」

にちか「いや、全くって感じです……そもそも物があるかどうかすら見えないし、こんなの誰も入れないですって」


目立った成果も上がらず、私たちは床下の調査を引き上げた。


美琴「残念。せっかく新発見だと思ったんだけどな」

にちか「い、いや! 発見は発見ですよ! 事件に使うのは難しそうですけど……何か別の方法があったのかもしれないですし……!」

美琴「一応、覚えておくだけ覚えておこうか」

にちか「はい!」




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