【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
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114: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/11/19(金) 23:18:52.04 ID:6J07c1J10

にちか「……え?」


千雪「な、何してるの……? も、モノミちゃんは……妹さんなんじゃ……」

モノクマ「ん? あー、そういえばそんなこと言ったばっかだったか! まあいいよ、そんなの一時的な設定に過ぎないんだし!」

にちか「た、確かについさっき思いついたようなものだったけど……でも、なんでこんな一方的に、突然に……!?」


ものの数秒前まで横に立っていたものが、消え失せている。
これまで感じたことのない脅威が、私たちに身のひりつきを与えた。
感覚が嫌に研ぎ澄まされて、肌を伝う汗が痛い。


モノクマ「はぁ……これってさ、ボクの優しさなんだよね」

灯織「ど、どこが優しさなんですか……今のがもし人だったら……一方的な虐殺ですよ!」

モノクマ「それの何が悪いの?」

灯織「!?」

モノクマ「生きていくってのはそういうことじゃん。一方的に自分より弱い存在を虐げて、殺して、自分の血肉に変えていく。ただオマエラはそれから目を背けて自分たちは平和主義者だって謳ってるだけ。言葉では何とでもいえるけどね、オマエラの血がまっさらなわけないんだよ」

摩美々「はぁ? コロシアイとか処刑とか、生きるために別に必要じゃないし論点ずれてないー?」

モノクマ「ズレてないよ! だってこの島で生きていくにはまず、『殺す』ことが大事なんだからさ! 殺される前に殺す、それってサバイバルの基本でしょ!?」

愛依「う、うち……そんなサバイバルなんか、する気……」

美琴「……生きるために、殺す」

モノクマ「オマエラみたいな現代の気にほだされた腑抜けの令和世代がコロシアイに挑むにあたって、死とはどういうものなのかを改めて実感してもらわないとじゃん? モノミには身を挺してそれを実演してもらったわけ! ああ、なんと心優しきクマとウサギなのでしょう!」

結華「いやいや、そんな倒錯した優しさ……流石に受け入れられないっていうか!」

恋鐘「少なくともモノミはそんなつもりはなかったはずたい! モノクマの言うことなんか信用ならんよ!」

モノクマ「まあオマエラが信用しようがしまいが関係ないんだけどね、すぐにその身をもって理解することになるさ。この島で生きていくことの難しさをね!」

にちか「……そ、それって、どういう意味……?」


聞いたことをすぐに後悔した。だって、こんなのモノクマに言われなくたって分かり切ってる結論。きっと全員が思いついている結論。
ただそれを口にされて、目の前に提示されてしまうと、正気ではいられなくなる、あの結論。

それを、私はみんなの前で尋ねてしまったんだ。



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