キョン「お前はかわいい」佐々木「そ、そうかな……?」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/14(日) 21:40:50.60 ID:28MELoQeO
「……らしくないことをすると疲れるな」
「疲れさせてごめん……でも嬉しかった」

どうやらイキった俺の言葉は正しく佐々木に伝わったらしく、ホッと安堵した俺が思わず浮かしてした腰を席に下ろした、その瞬間。

ぶちゅっ!

「ほえ?」
「フハッ!」

やれやれ。熱くなりすぎて漏らしちまった。

「キョン! そういうの良くないよ!!」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「ほんとにもぅ……泣けてくるよ」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

悪いな、佐々木。でもこれが俺なんだよ。

「ふぅ……泣くほど嫌だったのか?」
「ぐすっ……泣くほど嬉しかったのに臭い」
「臭くて悪かったな」
「ううん。僕は存外、臭いのが好きらしい」
「……そうかい」

便臭を漂わせながらふと窓の外を見やると、分厚い雲の裂け目から一筋の光が降り注いでいて灰色の冷たい世界が淡く色づいていた。


【キョンと佐々木の便秋】


FIN


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