かのん「たまには甘えても」恋「いいですか?」
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23: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/11/12(金) 18:19:33.08 ID:q57G2KSm0
恋「頭を撫でられるのって、こんなにきもちいいものだったんですね……」
かのん「私は逆に、頭を撫でるのってこんなに幸せだったんだーって思ってるよ」
恋「ふふ。どういうことですか、それ」
かのん「そのままの意味だよ。恋ちゃんがかわいいんだもん」

恋「……誰かに頭を撫でてもらうなんて、長らく経験していませんでした。最後に撫でてもらったのは、もう何年前か思い出せないほど昔」
恋「この痛みと温かさを、ずっと忘れていた……いいえ、忘れようとしていたんです。自分にはもうその資格はないんだと、諦めていましたから……」
かのん「恋ちゃん……」
恋「だから、ありがとうございます。かのんさん」

かのん「……うん。これからはずっと、私がその寂しさを埋めてあげるから」
かのん「だから……ちょっとでも寂しかったり痛かったりしたら、ちゃんと教えてね?」
恋「……はい」


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