カルネアデス・プリズム(名探偵コナン×竜とそばかすの姫)
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78:探竜唱 ◆2k5pFFm6nI[saga]
2021/12/09(木) 02:27:23.85 ID:4yq8c2840


「それに、凶器はどうしたの?
あの怪我で凶器を隠すために動き回ったら
鑑識さんが簡単に痕跡を見つけると思うんだけど」

「少なくとも、氷の刃で出来る傷には見えないわね」

コナンの言葉に哀が付け加える。

「氷の刃、燃え滓、焼肉………」

「おじさん?」

ぶつぶつ言い出した小五郎に、コナンが引き攣った声を掛ける。

「まさか、とは思うけど、
実はあれが研ぎ澄まされた形で冷凍された肉のナイフだった、
とか言い出さないよね?」

「ん、んーな訳ねーだろーが」

コナンの言葉に小五郎が引き攣った声で応じる。

「だが、例えばだ、冷凍イカの耳なんてのはどうだ?」

「確かに、これが冷凍ヤリイカ一本とでも言うなら
隠滅する為には丸ごと煮込むぐらいする必要があるでしょうけど」

小五郎の言葉に、哀が反応した。

「えーと、煮込んでその後、どうするのかなぁ?」

「耳だけならライターで炙るか最悪生でも気合でどうにかなるって所かしら?
胃腸の虫刺されからのアレルギーで七転八倒する覚悟が必要だし
手も空気も随分生臭くなりそうだけど」

乾いた声で質問する園子をやり過ごし、哀が言った。


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