カルネアデス・プリズム(名探偵コナン×竜とそばかすの姫)
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164:探竜唱 ◆2k5pFFm6nI[saga]
2025/04/03(木) 19:31:06.95 ID:/+5vj4Ud0

「はい、OK。じゃあ高木刑事と千葉刑事もお願い出来るかな」

「「僕が?」」

ガラス戸を直しながら言う真純に高木と千葉が自分を指さして問い返すが、
それでも、これまで同様の実験は順調に進められた。

「はい、OK」

高木に続いて千葉がベランダに出て、真純がOKを出す。

「何をやりたいのか、大体見当はつくけど」

「うん」

佐藤美和子の言葉に真純が頷き、ガラス戸に近づいた。

「犯人の脱出路はこのベランダの可能性が高いだろうね。
時間的に見ても立地条件から見ても、
ここで細工をしてわざわざ別の場所から出たと言うのは考え難い。
見た感じ、ベランダから下に降りる事も多少の心得があれば十分可能だ。
そして、このガラス戸は犯人が脱出した後、
こうして開いた状態で発見された、そうですね?」

「ああ、そうだね」

真純の言葉に鑑識係員が応じる。

「問題は、例のビーズを埋め込まれた粘土細工だ。
今は目印になってるけど、粘土はガラス戸の上側や下側と、
窓枠のレール近くを跨ぐ様にべったりと幾つも押し付けられていた。
そして、それらの粘土細工は、外からは外せない位置に貼り付けられていた」

「あん?するってぇと」

「詰まり、このガラス戸は犯人が粘土を張り付けて以降動いていない。
動いていないガラス戸から脱出した、そういう事ね」

「そういう事」

小五郎が頭を捻っている側で美和子が言い、真純が返答した。


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