かのん「少しでも」すみれ「近くにいたいから」
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3: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2021/11/07(日) 03:37:07.39 ID:e/Ozt0/x0
すみれ「よっ……と。ほら、好きに取って」
かのん「あ、ありがとう。えっと……」

すみれ(個包装されたクッキーが一個だけ手前に飛び出すように、わざわざ少し工夫して出してみたりして)
すみれ(そう、これはちょっとした悪戯心。あとは、かのんに合わせて手を伸ばして……)

かのん「これを……っ」
すみれ「……っと」

すみれ(ふふ、成功。ちょっと手が当たっただけなのに、肩が跳ねて)
すみれ(こんな悪戯をするのに、真っ当な理由なんてないけれど。かのんと二人の時は、気付いたらこんなことばかり考えてる)

かのん「あ……っ、ごめんねっ!?手、当たっちゃって……」
すみれ「別に。……食べないの?」
かのん「あ、食べる。食べるよっ」

かのん(そんな偶然ある!?なんかずっとすみれちゃんにドキドキしっぱなしなんだけど……!)
かのん(落ち着け私……最近ちょっとこういう偶然が多いってだけで、変な意味はないんだから……!)

すみれ(表情もコロコロ変わって面白い。私を惚れさせたあの時からは想像もつかないくらい)
すみれ(……。手、温かかったな……)


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