安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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886: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/12/03(金) 16:27:00.16 ID:26G6qT8DO
ラーズ「……そうかもしれないな」
ジディアス「!」
ラーズ「だからこそ……俺は、今日、その繋がりを断ち切りに来たんだ……!」
ジディアス「何をそんなに興奮している……? 何が気に食わない?」
ジディアス「人の心の闇を操る変化魔法『悪意』がそんなに嫌なのか? 便利だろう?」
ジディアス「お前だって仮にも組織のトップだ……『悪意』は人の心の悪意をも読み解く。それなりに使えたんじゃないのか?」
ジディアス「例えば……新しいメンバーが悪意を持って参加していないかどうか見分ける……などはどうだ?」
ラーズ「……!」
ラーズ『よく来てくれた。早速だけど、フレイヤ王国での革命の話をしていいか?』
ライオネル『……いいのかい? 電脳アドバイザー君からは面接だと聞いていたけど』
ラーズ『うーん……そのつもりだったんだけど、めんどくさくてさ』
ライオネル『そんな適当な……』
ラーズ『まぁ、大丈夫だろ。お前らの人となりを電アドに見させてきたけど、裏切るとかそんな感じじゃなかったし』
ラーズ『……安心しろって。考えも無しで言ってるわけじゃないさ。な?』
ラーズ「…………」
ジディアス「それとも……我がマーシャル家が、庸人の身分を偽ってフレイヤ王国を牛耳っている事か?」
ジディアス「それは私だけの責任じゃない。マーシャル家は昔から……それこそ建国以来から『悪意』でこの国を運営し続けているんだ」
ジディアス「フレイヤ王国を建国される切欠となった英雄・フレイヤ……彼女は天翼族だったが、私の祖先が『悪意』で大衆を煽動し、追い出したのだ」
ジディアス「そして、我が一族が国を支配できるよう、傲慢で操りやすい美麗族で地盤を固めてきたのだよ」
ジディアス「フフ……マーシャル家初代当主は相当に切れ者だったと見える……」
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