安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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850: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/11/29(月) 16:47:53.92 ID:0g7IBX0BO
・>>849を採用。コンマ50以下のため、リーフィアはラーズと別れる事になります。
ラーズ「……そうだ、リーフィア、少しいいか?」
リーフィア「?」
ラーズ「ほら、この壁の……この文章なんだが……」
リーフィア「……? どれですか…………」
ガンッ!!!
リーフィア「───え?」
ガンッ!!!
セレナ「ギャッ……!!?」
ドサッ……!!
ラーズ「……すまない」
ラーズは、リーフィアとセレナを殴った鞘をきちんと提げ直し、気を失ったリーフィアとセレナに頭を下げた。
ラーズ「……殺戮卿、頼めるか?」
殺戮卿「はいはい」
突如、ラーズの後ろから、殺戮卿が現れた。細身にも関わらず、ひょいとリーフィアを抱える。
殺戮卿「どこに置いてくればいいの?」
ラーズ「……本拠地が安全だろう。ただ、闇影や蠱惑魔にはバレないようにしてくれ」
ラーズ「……心配を掛けたくない」
殺戮卿「分かった」
ラーズ「……ヴェローナ家の足止めは終わったか?」
殺戮卿「当然でしょ? あんなの簡単だよ」
殺戮卿「……思ったより硬いロボットみたいなのがいっぱいいて面倒だったけど」
ラーズ「……フェール家か」
ラーズ(フェール家の家系魔法『製鋼』で作られた彫像に、ヴェローナ家の家系魔法『入魂』を込め、自立型ロボットとして戦わせたってところか……)
ラーズ(……フェール家め、表立って戦わず、勝っても負けても良いところ持っていくつもりか……)
ラーズ「……殺してないよな?」
殺戮卿「殺してないってば……総隊長が言ったんでしょ。殺さずにいた方が革命の大義名分になるって……」
殺戮卿「……半殺しくらいだよ」
ラーズ「……まぁ、それなら上出来か」
ラーズ「……じゃあ、後は頼んだ」
殺戮卿「……ホントに行くの?」
ラーズ「……止めるか?」
殺戮卿「……いや、止めないよ。気持ちは分かるし」
ラーズ「…………すまない」
ラーズは殺戮卿に頭を下げ、先に進む。
ラーズ(マーシャル家の当主は……俺の手で……!!)
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