安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
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544: ◆0UPy0Q6GXwAs[saga]
2021/10/28(木) 12:03:10.28 ID:JH5XpLdoO
>>543
エタらない奴です!

色々書いてたら時間が空いちゃいました。やっていきます。

>>538を採用。次の孵化判定まで残り743。

ギール(……マズイ! 逃げられない……!)

ケルヴィン「見つけたぞベルゼえええええっ!!」

ケルヴィン「うらあああぁぁっ!!」ブンッ!!!

ベルゼ「がっ……!!?」

ケルヴィンは腰から一刀を引き抜き、ベルゼを薙ぎ払う。炎を纏ったその剣は、ベルゼの胸元を斬り裂き、魔法の効力を弱めさせた。その隙に、ギールは影の手から逃れる。

ベルゼ「て、てめー……! 何のつもりだ、ケルヴィン!!」

ケルヴィン「わりぃな! 俺は可愛い子ちゃんのために……お前を倒す!」

ベルゼ「ざけんじゃねぇぞ、てめー……! 何なんだよ……!!」

ギール(ケルヴィンって……さっきの放送の人ですよね? 仲間割れですか……?)

ケルヴィン「……あん? 誰だお前」

ギール「え、えっと……」

ケルヴィン「まぁ誰でもいいや。お前、ベルゼの敵だな?」

ギール「あ、はい」

ケルヴィン「ちょっと剣貸せや」

ギール「え」

ケルヴィンはギールの返事を待たず、ギールの大剣の刀身に触れる。

ケルヴィン「『魔剣』!!」

ギール「うわっ……!?」

ギール(お……俺の剣が、何か光って……!?)

ケルヴィン「俺の家系魔法だ。あらゆる刀剣に能力を付与する事ができる。まっ、魔力とか集中力に左右されっけどな」

ケルヴィン「今は時間ねぇから、お前の剣には簡易的に魔力を持つ奴へのダメージ増加魔法を掛けといたぜ」

ギール「……それって……!」

ケルヴィン「ああ、ベルゼの野郎に効く剣さ! お前が誰だか分からねぇけど、ベルゼを倒す気持ちは同じだからなぁ!」

ギール「ケルヴィンさん……!!」

ベルゼ「ふざけんな……ふざけんじゃねーぞマジで!! 大魔女様への忠誠はどうしたゴミ野郎があああああっ!!」

ケルヴィン「へっ! 悪魔に吠えられても怖くも何ともねぇなぁ!」

ケルヴィン「俺の炎と氷の魔剣で斬り裂いてやるよ……!!」

ケルヴィン「行くぞ!! 兄ちゃん!!」

ギール「は、はい!!」

ベルゼ「クソッタレがぁ……!!」


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