【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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948:名無しNIPPER[saga]
2022/02/12(土) 21:55:21.07 ID:2oOwGv630
今回の一件を経て、特務機関はその目的を大きく変えることとなった。彼らの目的は外部あるいは内部からの脅威を排除する事から、エデンの監視及び調査、そして来る他の惑星生命体に対処する組織へと変貌した。
彼らはカズミとエヴァを秘密裏に監視しているが、ADMもなく、彼ら自身既にオリジナルとも言えるエデンと接触しているためエヴァに興味が向くことはそうそうないだろう。

グラジオット大統領は特務機関からの報告を受けて、エデンの存在を最重要機密に指定、他国に決して秘密が漏れない様にし、ひとまずエデンを生かす事に決めた。彼は自分ならばエデンを上手くコントロールできると踏んだのだ。それが人類にとって良かったのか、悪かったのか、今はまだ分からない。

一方で、エデンの存在を知っているカナアンとの情勢は急速に悪化し、ブルトニアとカナアンの間での戦争が近いとも噂されている。これと関連してガザレムの関係者の間で不穏な動きがあるとの報告もあり、争いの種は絶えない。

ガーディアンオブエデンはリーダーのゼウスを失った事によって瓦解しかけたが、若年ながらも誠実なライによって立て直された。彼女がリーダーになってからはテロ行為は減少した。紛争地域での人命救助や、メルクリウス採掘によって住む場所や仕事を失った人々にそれらを供給するなど、賛否両論はありつつもその存在感は増している。

一方、カスケードはガーディアンオブエデンとの関係を解消。今でも居場所を求めて紛争地域を渡り歩いている姿が確認されている。

サノスは特務機関の監視つきではあるが解放され、今でも友人を探している。ガザレムに友人がいるという情報を得て、今はガザレム各地を回っている。

ミツキが経営するバウエル・インダストリは、政府から極一部の信頼できる上層部に対してエデンの情報が開示され、調査、研究に参画。そこで得た技術を流用して作られたトンデモ兵器が世界に度々混乱の種を撒く事になる。

カズミの両親は念のため、ブルトニアの影響力が薄い東方大陸に移住。老後を優雅に暮らしている。

アルトは今でもジャーナリストとして世界を飛び回っている。ガザレムの復興を報道を通して支援し続けた事で世界に知られるようになる。

カズミは両親と共に東方大陸に移住。親や家族のいない子供たちを支援するNGOに所属した。死んだ事になっている為、表で称賛される事はなかったが、助けられ、支えられた子供たちによって後に彼女の理念を継ぐ財団が設立された。

そしてエヴァはカズミと共に東方大陸へ移った。そして学校に通い、友人を作り、さまざまな事を学んでいる。


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