【安価・コンマ 】ロボットのパイロットとして生きる【オリジナル】
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927:名無しNIPPER[saga]
2022/02/11(金) 21:07:25.94 ID:W4ILDZOR0
98+10−15=93 ゼウス−2

ADMが立ち上がったのと同時に、アトラスの背中から大量のミサイルが発射された。

しかし先のヘルミラーのものと比べると特筆すべき追尾性はない。とはいえ八門もの射出口から発射されるミサイルの数は凄まじく、当然ながら気は抜けない。

「懐に入ればっ...!」

そうすれば近接兵装を持たないアトラスにできる事は限られてくる筈だ。そう考えながらカズミは、地面を滑って移動しているかのようにADMを操縦する。

近くまで接近し、アトラスの背後に回り込んだADMは黒い装甲めがけて刃を突き立てようとする。

「うそっ!?」

だが、弾かれた。

(これじゃどうしようも...!)

カズミは焦りながら周りを見渡す。するとあるものが目に入った。

それはアトラスの背面に取り付けられた動力源だ。もちろん装甲はついているが、急造だったのか他の部分よりは薄い。

(あそこなら!)

そう思った矢先、シエラ=レオネから通信が入った。

「カズミ、動力源は狙うな!」

「な、何でですか!?」

「あれは核融合炉だ!下手に壊せばここにいる全員が死ぬぞ!」

「そ、そんな...」

ならばこの巨体をどう止めればいいのか、そう考えていたカズミを叩きのめさんと、アトラスは振り返って拳を上げた。

カズミはそれに気付いて慌てて回避する。

拳が振り下ろされた箇所を見ると、地面が軽く窪んでいる。

「ただのパンチでこの威力...」

その威力に恐れ慄きながら、カズミは考える。

(動力を壊せば爆発する...なら安全に止めるしかない。けどどうやって?...違う、止めるんじゃない。できる事をなくしてやればいい!武器を潰して...でもあの拳はどうすれば?)

その時、ふと先ほどの光景がフラッシュバックした。

(イヴは長官の攻撃を無理にでも止めようとした。...つまり、RLTHのレーザーは効く!ならそれでアトラスの手脚を潰してもらおう!)

そうと決めたカズミは早速、目の前に振り下ろされた右腕に付いていたビーム砲を破壊した。

(やった、やっぱり武装の部分は少し装甲が薄い!コレならイケる!)

(近接→滑空→遠距離→近接...)
↓1 カズミ エース
1近接
2滑空
3遠距離

コンマ下1桁 ゼウス 兵卒
1〜3 近接
4〜6 遠距離
7〜9 滑空
0なら10の桁を参照、00ならもう一度


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